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2004年11月30日 (火曜日)
五花街合同のパーティー
ホテルでするような大きな宴会(パーティー)などでは、よその花街の芸妓さん舞妓さんと一緒になることがよくあります。
他の街の仲良しの芸妓さんに会えたりして、話したりするのはとても楽しおす。
でもまた緊張感もあったり、刺激もあったりするんですよね。
昨日、今日と二日間はホテルで五花街合同の宴会でした。
華やかなパーティーでは、寄せてもらったうちらも幸せな気分で帰ることが出来ます。
お祝いが続くというのはいいことですね。
2004年11月29日 (月曜日)
早速、お稽古
歌舞伎座が終わってほっとするまもなく、お稽古、お稽古どす。
まずは12月1日の『北野天満宮献茶祭』に向けてお茶のお稽古。
この日は副席として、上七軒歌舞練場のお茶席でも芸妓さん舞妓さんが色紋付の正装で、立礼でお点前をするので、そのお稽古が歌舞練場でありました。
その後は、12月11日に地方さんとして『京の四季』『吉原雀』を弾かなくてはならないので、検番でその出演者4人で猛稽古。
いやはや忙しいということはいいことかもしれませんね。
そのうち芸も上達することを祈っています。
2004年11月28日 (日曜日)
どぜう
お昼ご飯に尚子さん姉さんと『どぜうやさん』に連れてもらいました。
私は初めてです。
姉さんは「まる」はだめで「ひらき」しかあかんとのこと。
チャレンジャーの私としては何でもよばれてみるつもりです!
「まる」柔らかくて、非常に美味どした。
ほかにも「なまず鍋」。
これも初めてでしたがおいしおした。
世の中によばれたことのないものっていっぱいあるんどすよね。
おおきに、ごちそうさんどした。
2004年11月27日 (土曜日)
歌舞伎座
いよいよ『忠臣蔵』当日です。
昨日から、また朝からてんやわんやどす。
出番は6時ごろ。
幕が開きました。
何がなんやら訳が分からないまま、『上七軒夜曲』になりました。
ようやく落ち着いてきて、『踊ってる!?』という感じになりました。
何事も踊りこまなければあきまへんね。
そしたら心地いい緊張になれるのかもしれないなと思いました。
本当に大勢の方が協力してくださって、幕が開きました。
感謝します。
2004年11月26日 (金曜日)
酉の市
歌舞伎座での大ざらえを終えたあと、浅草の『酉の市』に連れてもらいました。
東京ではいろいろな市があるんどすよね。
今まで行ったことがあるのは夏に開かれる『ほおずき市』
本当に活気があって、江戸という感じがします。
「かっこみ」という熊手に稲穂がついたものを買うていただいて、来年も商売繁盛!!
2004年11月25日 (木曜日)
宝厳院ライトアップ
紅葉の名所である嵐山の宝厳院さんのライトアップに連れてもらいました。
去年10月にお茶会で寄せてもうた時にあまりにもお庭がきれいなのでとても印象に残っていたのです。
それで今年初めてライトアップをされるということを聞き、『絶対行きたい!!』と思っていました。
予想にたがわず、本当に赤、黄色、緑の紅葉が色とりどりにライトに浮かび上がっていました。
2004年11月24日 (水曜日)
小唄 「男がようて」
小唄のお稽古どした。
お師匠さんに
「何かいるものおすか。」
と聞かれて、
「そういえば、お客様が『男がようて』というのなろてる言うといやしたんで、それでもかましまへんか。」
ということで、これを習いました。
今まで聞いたこともなかったのですが、なかなか軽快な唄どす。
お三味線も習ったので、お客様に唄ってもらえるといいなぁと思います。
2004年11月23日 (火曜日)
好きな食べ物
好きな食べ物はと聞かれたら、迷わず
「鯖寿司」と「いくら」
です。
目がありません。
あるお茶屋さんのおかあさんの話を聞いていたら、
「寝しなに食べんようにしてるんどすけど、鯖寿司だけはあきまへんねん。2つ3つ食べてしまうんどすねん。」
「お母さん、うちも、うちもー。」
と思わず叫んでしまいました。
毎年11月23日はお火焚きの決まった宴会があって、出席者、それに芸妓さんにも全員に鯖寿司、1本頂けるんどす。
とっても楽しみどす。
2004年11月22日 (月曜日)
起きられず・・・
毎晩お酒はよばれていますが、昨日はそんなに飲みすぎてないはず。
朝9時に髪結いさん予約していたにもかかわらず、どうしても体が起きられません。
ええぃ、今日は白塗りしておこう。
お昼過ぎてもあきまへん。
とにかく4時には家を出なくては、お座敷に間に合いません。
尚うさたちにえさをあげて、とりあえず死に物狂いで中里さんへ。
お座敷に出たら・・・元気になってきました。
お客様のお宅での宴会だったのですが、
珍しいイタリアワインもよばれて、松屋常盤さんの「きんとん」にお薄もよばれて、辻留さんの懐石料理に魯山人の器を見せて頂いて(見せていただいただけどすよ!!)
素敵な奥様にお目にかかれて、幸せな気分で上七軒に帰ってきました。
2004年11月21日 (日曜日)
紅葉
「何有荘」という南禅寺に近いところへ紅葉を見に行きました。
日曜日だけあってすごい人どす。
紅葉なら南禅寺界隈かなぁと思っていったところ、偶然にこの「何有荘」を見つけました。
今年から特別公開らしいです。
ほんまに美しく、心が洗われました。
12月6日までライトアップもしているそうですよ!!
2004年11月20日 (土曜日)
自分で日記更新にチャレンジ!
今までこの日記は自分で書いてはいましたが、書いたものをプロの方にメールで送信して、
「芸妓日記」を更新してもらっていました。
でも、最近自分でするやり方を習いまして、何とかやっています。
次は写真を載せたいと思っているのですが、わが師匠も忙しく、なかなか時間がありません。
今年中には!!
2004年11月19日 (金曜日)
仙人の遊び
お茶のお稽古では3週目に入ると「花月」を習います。
これは5人一組になって、「月」「花」などの札をとって、亭主役、半東役、正客役なんかを決めて、お互いにお茶を点てたり、よばれたりということをします。
他にも「お花」「炭」「お香」なんかがつく花月もあるんですよ。
この日お稽古していただいたのは
「仙遊之式」
なんと、仙人の遊びということから名前がついたそうです。
さすが仙人だけあって、優雅なもんです。
「お花(5人全員が生けます)」
「お香(2人)」
「お炭」
「お濃茶」
「お薄」
全部フルコースです。
私が当たったのは半東役で、とにかくお花からお炭、お香を運んだり下げたり、お茶のお点前の準備をしたりという、忙しいものでした。
花月にはお茶だけ点てるものや、お薄だけ、などいろいろな種類があります。
今まで「炭」のある花月は訳が分からないしいやだなぁと思っていました。
でも今回、お茶事で「初炭」をさせていただくことになり、1週間、必死でお稽古したら、なんとか流れが分かってきました。
この日初めて、炭のある花月って勉強になっていいなぁと思えるようになったんです。
知らないことが分かるようになるって楽しいなと思いました。
5人の仙人の遊びはゆったり2時間ほどかけて終了しました。
2004年11月18日 (木曜日)
ボジョレーヌーボー
今年もヌーボー解禁日によばれることが出来ました。
4種類も飲めました。
幸せどす。
飲んだ中でお気に入りは
「ルロワ」と「ルイ・ジャド」
中里の酒房にも6種類置いているので、あと2種類飲むのが楽しみどす。
2004年11月17日 (水曜日)
長唄『吉原雀』
今芸妓さんは季節のもの、
長唄の『吉原雀』の中の
「文のたより・・・」から始まるところを踊っています。
踊りだけでなく伴奏も出来るようにと
弾き歌いのお稽古をしてもらいました。
唄がね・・・お三味線につられてしまって難しいんです。
2004年11月16日 (火曜日)
清元「四君子」
清元のお稽古でした。
「四君子」を習いました。
出だしが『鶏が・・・』で始まります。
そうですよね。
来年は酉年。
もうまもなくどす。
2004年11月15日 (月曜日)
京の四季
端唄「京の四季」のお稽古を
玉龍さん姉さんにしてもらいました。
歌詞のみを書いたものを見ながら、
お三味線を弾きながら歌います。
「京の二季」は何とかいけるようになりました。
明日は秋から・・・。
お稽古ではうまくいっても、お客様の前だと・・・。
お稽古あるのみですね。
2004年11月14日 (日曜日)
歌舞伎「天竺徳兵衛」
大阪松竹座へ染五郎さんの
「天竺徳兵衛」を見に行ってきました。
歌舞伎は久しぶりです。
あっという間の2時間、
染五郎さんの早替わりに堪能しました。
歌舞伎熱がまた復活。
1月の新春大歌舞伎の約束をして、
京都に帰ってきました。
2004年11月13日 (土曜日)
今月のワイン
今月のお勧めワインも私好み。
(なんせ、私が選んでるもんで・・・・)
1つはドミニクローランの「ブルゴーニュ・ルージュ」
これもまたワインバーで気に入ってしまい、
だいぶ前の月のお勧めワインにしようと思っていたのですが、
在庫がなくって、泣く泣くあきらめたところ、
今月なら大丈夫ということで、待ちわびていたものです。
エレガントな香り、さらっとした飲み口。タイプどす。
もう1つがこれまたボルドーの「シャト−ポタンサック」
これぞ「ザ・赤ワイン」という感じ!
(・・・とお客様はおっしゃられていました。)
おいしいです。
やはりこれには、お肉の煮込み系が合います。
ついつい、萬春さんで「壷シチュー」
みんなで頼んでしまいました。
2004年11月12日 (金曜日)
夜咄のお茶事で初炭?
私がお茶を習っている西方寺さんでは
習っている曜日ごとに会があります。
私が入れてもらっているのは「紫苑会」。
お茶屋さんの大文字さんのお母さんも
入っておられるので勧めていただきました。
会ごとに夏は「朝茶事」。
冬は「口切り」と「夜咄」のお茶事を1年交代でします。
今年は「夜咄」です。
会の今年の幹事さんが亭主。
昨年度の幹事さんがお正客です。
入れてもらったばかりの私は
隣の人の見よう見まねでお客様に連なるはずだったのですが・・・。
いろいろな都合により、ここで先生の一言が。
「尚鈴さんは前茶と初炭をしなさい。」
ひええええーっ!!
お炭って、どーするの???
まともにお稽古したのは数回です。
本番は12月9日。
はい、毎日イメージトレーニングします。
2004年11月11日 (木曜日)
思い立って・・・スケート場へ
舞のお稽古のあと、突然思い立って
「そうだ!今日はスケートをしにいこう。」
この間からテレビで
フィギュアスケートを見ていたせいかもしれません。
西京極までドライブがてら行ってまいりました。
平日の夕方だったので、お客様はなんと3人ほど。
久しぶりに滑ったので、ちょっと怖かったです。
いい運動になりました。
2004年11月10日 (水曜日)
「忠臣蔵」舞台稽古
27日の東京歌舞伎座で踊らせて頂く
「忠臣蔵」のお稽古が上七軒歌舞練場でありました。
歌舞伎座というのはものすごく広い舞台なので、
普段の検番のお稽古場ではとてもとても感覚がつかめません。
歌舞練場でもとても及びませんがまだましです。
この踊りは忠臣蔵全段を約20分ほどでしてしまうわけですから、
場面展開も速いんです。
一人何役もします。
うっかり出番を忘れてしまいそうで、大変です。
今日は忘れてしまいました・・・。
2004年11月09日 (火曜日)
お茶事のお座敷
お客様から
「夜咄のお茶事をするので、お茶を点ててほしい。」
というお座敷がかかりました。
お茶大好き、とりわけお茶事が一番好きなんどすねん。
それがお座敷、お仕事になるなんて・・・。
お炭は省略されるそうだし、
続きお薄ならお稽古も何度かしているしということで
喜んでお引き受けしました。
場所は大原三千院の奥、古知谷のお茶室。
紅葉を眺めながら、風情のある「夜咄」。
最高どす。
・・・その前に気張ってお稽古しなくては!
2004年11月08日 (月曜日)
フィギュアスケート
突然がらっと変わりましたが、
子供の頃、ずっとフィギュアスケートをしていました。
私の住んでいたところは夏はリンクがお休みだったので、
秋になるのが待ち遠しかったものです。
学校が終わって、バスに乗ってリンクに行くんです。
学校の始まる前に貸切で早朝練習をしたり、
また合宿をしたり、試合にと、本当に楽しおした。
学校とは違う、
年齢を超えたお友達が出来たのもこれが最初でした。
今、日本のフィギュアの女子シングルは
世界のトップレベルです。
スケートシーズンの今、
テレビを見るのがとても楽しみです。
2004年11月07日 (日曜日)
祇園をどり
祇園東さんの「祇園をどり」を見に連れてもらいました。
うちの見習いさんのお茶屋さん
「藤幾」さんのお母さんと二人です。
「屋形」というのは私は中里さん、
そこは住まわせてもらうところ。
「見習いさんのお茶屋さん」というのは、
修行のお茶屋さん、
行儀作法なんかをしっかり教えてもらえるお茶屋さんです。
「屋形」「姉さん」「見習いさん」が
しっかりと教育をしていただけるからこそいいのだと思います。
久しぶりに見せてもらった「祇園をどり」。
舞妓さんのかわいい踊りから、
しっとりとした芸妓さんの踊りに、コミカルな踊り。
最後は総踊りで、あっという間の1時間でした。
帰りにお母さんと「かづら清」さんで
櫛かんざしを見て、目の保養。
そしておすし屋さんに連れてもらって、
思う存分、よばれて飲んで!?
いろいろお話して、楽しかったです。
2004年11月06日 (土曜日)
結婚式
友人の結婚式に出席しました。
古典芸能を通じての友人で、
初めてお会いしたのは「お香の会」。
それから「和菓子の会」で幾度となく。
知人がお釜を掛けた「明倫茶会」では、
一緒に手伝ったりしました。
その頃は彼女は大学生だったのですが、
今は高校教師。
今回結婚された新郎も高校教師。
いやー、なんかずっと泣いてしまいました。
ただでさえ、「泣き」な上に、
生徒さんが乱入!?してきては、
歌を歌ったり、スピーチされたりして、
すごく慕われている新郎新婦を見ていると、
もうあきまへん。
一生共に出来るパートナーに出会えた彼女は
自信に満ち溢れ、
とてもきれいで輝いて見えました。
2004年11月05日 (金曜日)
お茶に浸かる
夜のお茶のお稽古での事。
お茶室でお点前の方とお客は私一人。
横に先生がおられます。
静かな中、お水指から、
柄杓でお釜に水を注がれました。
「なんていい音だろう。」
と思った瞬間、先生に
「心に響いたでしょう?」
「えっ?(何で分かったんだろう)」
「昔ね、隣の部屋にいても
この水の音だけで
誰がお点前をしているか分かる人もあったそうよ。」
と言われました。
なんだかじーんと感動して、
涙が止まりませんでした。
お水一杓で感動を与える
『お茶』というのはすごいです。
私もいつかは、
そんな風に出来たらいいなと思います。
2004年11月04日 (木曜日)
吉田神社献茶祭
朝10時から吉田神社で献茶祭が行われました。
鵬雲斎大宗匠のお点前、
じっくり見せてもらったの初めてでした。
「献茶祭」というのはいつもは本の写真でしか見たことはなく、
自分が参加するというのも初めて!?
11月の肌寒い風に吹かれながら、
厳かな儀式を見せていただくのは
身の引き締まる思いでした。
宮司さんの正装、雅楽、着物を着ているたくさんの人たち、
神社での一斉の参拝・・・
なんか『日本』というものを思ってしまいました。
儀式が終わって、
あとはお茶席を3席回らせていただきました。
「菊上用」に「亥の子餅」
おいしおした!ごちそうさまどした。
2004年11月03日 (水曜日)
きもの園遊会
上賀茂神社で「きもの園遊会」が開かれました。
この日は最高の秋晴れ。
外で野点を手伝わせていただいた
うちらも気持ちよかったです。
なんと1000人近くも来られたとの事。
着物好きの方は本当にたくさんおられるのだなと思いました。
結構若い方も多いんです。
その人の個性に合った着物を
楽しんで着こなされていました。
2004年11月02日 (火曜日)
いちょうが色づいてきました
ふっと見ると千本通り、
仏教大学の前のいちょうが黄色くなっていました。
「あれーっ」
周りを見渡すと今はちょうど赤や黄色、緑と
混ざった葉っぱがとってもきれいでした。
本当にきれいな時期になってきましたね。
2004年11月01日 (月曜日)
炉開き
今日から11月。
1日は茶人のお正月といわれる
「炉開き」が西方寺さんでありました。
5月から10月までは「風炉」。
11月からは「炉」になり、いよいよ冬の到来です。
先生手作りのおぜんざいをよばれて、
お濃茶を頂きます。
席中に入った9人が心一つにして、
お茶が練られるのを見守っています。
無言で行われるこの瞬間が大好きです。
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