■芸妓になるには…
舞妓さんになってから、芸妓さんになるパターンが多いです。
15、16歳で舞妓見習いの「仕込みさん」になります。この期間が半年くらい。
それから1ヶ月くらいの「見習い」期間を経て、舞妓デビューである「店出し」をし ます。
だいたい、5〜6年くらい舞妓さんをやってから、「衿替え」をして芸妓さんになります。
でも、最近は舞妓さんにならずに、芸妓さんとしてデビューする人も多いです。
高校や短大、大学を卒業された20〜24歳くらいから修行を始めて
芸妓さんになり、活躍している人も多いんですよ。
■芸妓のこと…
舞妓さんの髪は地毛で結います。1週間、2週間と結ったままになるので、
寝るのも函枕ですし、お休みの日も髪の毛はそのままです。
でも芸妓の日本髪は鬘ですから随分違います。
芸妓に比べ、舞妓のほうが有名で華やかなイメージかもしれませんが、
花街の主役はやっぱり芸妓、お客様を愉しませたり、
場を盛り上げたり… そんなことも要求されますし、
もちろん舞妓時代よりも舞や鳴り物(楽器)、唄などすべて上を求められます。
難しいことではありますが、特別大変というわけではなくて、
毎日のお稽古とお座敷の中で徐々に培われていくものだと思っています。
毎日が勉強、私ももちろん今でもお稽古に通っていますし、
自分で教室に通ってソムリエの資格を取るなんてこともしています。
舞妓さんは年齢制限がありますが、芸妓は一生続けていける仕事です。
今は女性でも「手に職」なんて言いますけど、
芸妓はその先駆け、女性ならではの部分を生かしながら、
一生働ける、ホンモノのキャリアウーマンだと思います。
■芸妓を辞める人…
芸妓は結婚したら辞めないといけません。
なので一番多い理由は「寿退社」です。
料理屋さんや旅館の方と結婚して女将になる人も多いですし、
お稽古のお師匠さんを通じて、古典芸能の先生と結婚される方も多いです。
後は、自分でお店を開くために辞める方もいます。
芸妓というのは、接客のプロ、究極のサービス業だと思ってます。
だから、お店を開かれても必ず繁盛するんだと思います。
もちろん、一生芸妓として生きる人も多いです。
70になっても、80になっても芸妓はできます。
「地方」といって踊りや唄の伴奏をする人もいますし、
お座敷では経験豊富なおねえさんでないとだめだというお客様も多いんですよ。
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